お勧めなカーポート3選!をご紹介
カーポートとは、車の駐車場のことをさしたり、または車の駐車場の上にかかる屋根の事をさしたりします。
今日はその中でも、車の駐車場の上にかかる屋根。
カーポートについて、お勧め3選!と題してお話します。
少し肌寒くなってきましたね。みなさん、お元気ですか?ガーデンデザイナーの久保田です。
紅葉が少しずつ赤くなりはじめてきて、綺麗な季節になってきました。
そう、寒くなってくると、考えたくなるカーポートについてのお話です。
今はまだそんなに寒くないですが、これからもっと気温が冷え込んでくると、そう車の窓に霜がかかります。
特に車通勤されている方にとっては、フロントガラスが凍ってしまい、車の暖房をかけて窓の氷を溶かしたり、水をかけたり、カードで削ったり。。。。もう、出勤おくれちゃうよ!!って焦ると思います。
そこで欲しくなるのがカーポート。
屋根があると霜が屋根で止まるので、フロントガラスが凍りません。
朝からストレスなくスタートできるのは気持ちいいいですよね~。
というわけで、みんなが迷うカーポート選び。お勧め3選(1台用編)をお話させて頂きます。
張り切っていきましょう!
その1.リクシル フーゴF or フーゴR
何だかんだで、一番最初にご紹介させて頂く定番中の定番。
カーポート、フーゴシリーズです。
一番の特徴は風速42m/sまで耐えられる所です。
台風が来た時にカーポートの泣き所の屋根が飛んで行ってしまうかもしれない部分について風速42mまで耐えられるようになっています。
風速42mとは、かなりの強風で、近年の神戸市では神戸空港あたりで観測される最大瞬間風速が42mが割と多く、過去最大の風は1965年9月10日の台風23号で、最大瞬間風速48.5mを記録したのが最大となっています。48mも風が吹くと、正直ほとんどのカーポートで屋根が飛んでいきます。。。
それでも屋根が飛ばず残る1台用カーポートとしては鉄骨系カーポートのYKKAPジーポートPro9000タイプで風速54mがあります。元々は積雪地用のカーポートで自然災害には最も強いと思われますが、柱が片方4本+4本の合計8本になります。。。
業界で最強のカーポートはまたおいおいご紹介させてもらう事としまして、今回は風に強いカーポートの中で使い勝手、おしゃれさ、コスパ、遮熱性などについて考察してみました。
1.耐風圧強度 ★★★★★
2.おしゃれさ ★★★☆☆
3.コストパフォーマンス ★★★★☆
4.屋根の下の明るさ ★★★★★
5.遮熱性 ★★★☆☆
ではその次をご紹介です。
その2.カーポートSC
やっぱり、SCなの?という声が聞こえてきそうですが、はいそうです。SCです。
カーポートSCのいい所。
こちらも耐風圧強度で風速42mを達成している所。
全てアルミでできているため、耐久力がポリカーボネートのカーポートと違って長持ちが期待できる事。
何と言っても、見た目のおしゃれさが素晴らしい事。
長持ちが期待という意味は、まだ発売されてから10年も経てないので、理論値ではかなり長持ちするはずと考えていますが、実際はまだわかっていない所ではあります。とは言え窓サッシにも使われているアルミ材は、アルマイト処理を行う事によって錆にとても強くなる金属ですので、理論値上はかなりの高耐久を期待できます。
あと特徴として、屋根が全く光を通しませんので屋根の下が日影になって暗くなります。
温度はじゃあ涼しいのか?となると、アルミ材自体が熱伝導率が高い金属なので、かなりの熱くなります。
そのため、屋根の高さを低くしていると、屋根の下で過ごそうと思うと、屋根の真下の気温は暑いです。
屋根の下で過ごしたい場合にお勧めの設置方法は、やや高めに屋根を設置して空気を通す事をお勧めします。
じゃあ冬はどうなの?という視点では霜は完全に防いでくれますので大丈夫ですが、先ほどお話しました熱伝導率が高いので、すぐ冷たくなるため湿度が高いと結露を起こします。
その結露で屋根が多少濡れている現象、場合のよっては水滴が落ちてくる現象が起こりますが、防ぎようのない欠点ではあります。
とは言え、このルックス。お勧めしないわけにはいかないカーポートでした。
1.耐風圧強度 ★★★★★
2.おしゃれさ ★★★★★
3.コストパフォーマンス ★★☆☆☆
4.屋根の下の明るさ ☆☆☆☆☆
5.遮熱性 ★★★★☆
では最後の3選目ご紹介します。
3.カーポートFⅡ
その3.三協アルミカーポートFⅡ
最後にご紹介させて頂くのは、カーポートFⅡになります。
お勧めな所は
同じく耐風圧強度42mを達成している所
リクシルのカーポートSCとの違いは、柱部分まで屋根が付いている所になります。
SCは柱の部分は屋根が付かないのですが、三協アルミのFⅡは柱の部分にも屋根が付いているので、より雨に濡れにくくなっています。
温度や結露と言った所はさきほどご紹介しましたSCとほぼ同じであるものの、FⅡ最大の特徴はサイドパネルが壁のようの設置できる所です。
サイドパネルが壁のように設置できる事で、完全な目隠し効果があります。
また電気自動車に嬉しい、充電設備がサイドパネルに内蔵できる所があります。
今の所内蔵できるのは、パナソニックのEVコンセントで、テスラモーターのウォールコネクターは入りませんが、これからPHEVやEV車に乗る事がありあそうな方には嬉しい設備かと思います。
EV車は雨の日でも充電はしないといけませんが、なるべく濡れない方法で充電したいですよね。
そんなカーポートFⅡがお勧め3選とさえてもらいました。
1.耐風圧強度 ★★★★★
2.おしゃれさ ★★★★★
3.コストパフォーマンス ★★☆☆☆
4.屋根の下の明るさ ☆☆☆☆☆
5.遮熱性 ★★★★☆
他にもカーポートはたくさんありますが、耐風圧強度が38mまでというものがまだまだ多いのが現状です。
今までの経験なのですが、42m/s相当のカーポートが開発されるまで、38m相当のカーポートしかなかった頃。
私自身も38mをお勧めしてたくさん設置させてもらってきました。
しかし、数年前に大賀の台風20号、21号という関西国際空港の橋に船が衝突してしまった事故があったあの台風が来た時。
38m/sを設置させてもらったお客様は屋根材が抜けて飛んでいく被害が出たことがありましたが、42m/sを設置させてもらったお客様は一部パネルが浮きがった程度で、ほとんど被害がでませんでした。
もちろん、住まわれている環境やその台風が来た時の風向き的な事もあると思います。
台風の被害はメーカー保証は対象外になるので、火災保険の中のオプション、風害保証を一緒に保険にセットして守って頂くしかないのではありますが、屋根が飛んでしまう被害が出ると近隣の方にも迷惑をおかけする事になりますし、何より被害にあってしまったら気持ちが凹みます。
またカーポートというのは設計強度を上回る風が吹くと、あえて屋根材を飛ばして梁や中桟などの骨組みが抜け飛んで、窓に突き刺さるなどの大きな被害がでないようにと設計されていますので、一概に屋根材が飛ぶことが悪いわけではありませんが、耐風圧強度が強くて飛ばないの越したことはないと思います。
地震はいつくるのかわかりませんが、台風はほぼ大小あるものの、毎年やってきます。来ない年はないのではないでしょうか?
なので、私は台風が来てもなるべく大丈夫なカーポートの中からお勧めをしたい理由なのでした。
さて、来年の台風も見越しながらこの冬の霜対策も考えられてみてはいかがでしょうか。
もちろん、雨の日の車の乗り降りが便利になる事や、車が汚れないので洗車する回数が減るのは間違いありません。
みなさんは、どんなカーポートをお選びされますか?
第4位や5位などまた別の機会にお話させてもらいますね。
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