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夜のライトアップを楽しむためのテクニックをご紹介

みなさん、こんにちは。残暑がまだ残る中お元気されていますか?

ガーデンデザイナーの久保田です。

今年の夏も昨年に引き続き夏休みを取られる職人さんの代打で、工事現場で作業員もしておりました。ずいぶん日焼けして真っ黒になっていますので、お会いできました時は工事もする人なんだな~と思ってもらえたら幸いです。

夏は作業員の久保田にもなります(笑)

さて、真夏の暑さもようやく通り過ぎて秋っぽくなってきました。秋になると夜を過ごすのが楽しくなりますね。

お庭をライトアップして家の中から眺めたり、またお庭に出て涼しい風を感じながらまったり過ごしたり。

ライトアップで演出すると夜の空間がより一層楽しくなりますよ。

それでは行ってみましょう!

1.植物をテラス

最も王道なライトアップになります。秋にもみじがライトアップされているのを見に行かれる事ありませんでしょうか?植物自体は全く光を発しないので夜になると黒い感じになってしまいます。

それをライトアップする事によって自然の色で鮮やかに夜を彩ってくれるようになります。

まずはお庭に植わっている植木を剪定して綺麗になったらライトアップしてみてください。

お庭のグレードが一気にワンラック上昇します。

2.面をテラス

2つ目のテクニックは「面」を照らすです。

人は明るさを認識するときに足元の明るさよりも立ち上がり面の明るさの方に意識が向かいます。

空間の中で垂直に立ち上がっているものに照明を当てると、その空間一帯が明るくなったように思えます。

植栽を照らしたらその次は「面」を照らす方法もお勧めです。

3.上からテラス

3つ目の方法は上から照らす方法になります。

室内では簡単な上から照明を下に向かって照らす方法ですが、エクステリアや外構で上から照明を当てるためには何かゲートなのか屋根なのか、何か背の高いものが必要になります。

カーポートの梁やカーポートの屋根、ゲートフレームの中にダウンライトなどを仕込む事で上からの照射を実現することができます。

この方法の特徴は演出したい例えば車などが展示場のように光照らせられる事。

愛着のあるご自身の車を眺めて、いいなーなんて思いのふけるのも秋の楽しみではないかと思います。

4.間接的にテラス

4つ目は間接的に照らすです。いわゆる室内でよく使われる手法で間接照明という方法です。

間接照明は明るくしたい物体に直接光を当てるのではなく、何か別の物に照射して、反射した光で本来照らしたいものを明るくするという方法になります。

間接照明の良い所は触接光を浴びないので、優しい光になります。また、緩やかに全体が明るくなるのも特徴です。

この写真の事例ではカーポート屋根を明るくすることで間接照明効果になり、空間全体がぼんわりと明るくなって愛車のぼんわりとしたライトアップにも貢献しています。

5.組み合わせてテラス

最後が組み合わせて照らす方法です。間接照明、上からの光、面を照らすライトを組み合わせています。

上からの光は食事をする時にしっかり見えるように、屋根を照らす間接照明と、水面を照らす照明はおしゃれな雰囲気を演出するためにそれぞれ、役割を分担しながら複合的に組み合わせると、明るくおしゃれで使いやすい空間が生まれます。

リビングガーデンを目指すのなら複合的なライトアップがお勧めです。

これから夜が長く過ごしやすい季節がやってきます。お庭に照明器具を取り入れる事で今まで活用できていなかった空間が生き返るような感覚を味わってもらえると思います。

夏が終わって暑すぎて休業していた『蚊』も再活動しはじめています。

蚊対策も合わせて行いながら、楽しいガーデンライフをお過ごしください。あ、蚊のお話はまた別の機会に。どうしてもすぐに聞きたい方はお会いした時に久保田までご質問くださいね。

それではまた!

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