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素敵な家にするための外構デザイン。立面の見せ方編。

みなさん、こんにちは。こんばんは。ガーデンデザイナーの久保田です。

12月に入って少し肌寒く感じるようになってきました。今年も残すところあと少しですね。お元気でお過ごしでしょうか?工事の方もかなりたくさんご依頼頂きまして、職人たち頑張って作業を進めております。

さて、今日は家を素敵にするための外構デザインについて、今日は特に外構の立面(立ち上がり面)についてのお話させて頂きます。

デザインというと、イングリッシュガーデン?スパニッシュ?シンプルモダン?ジャパニーズ?などのジャンルの事を指すこともありますが、今日はジャンルは置いておいて、立面に特化してお話させて頂きます。

せっかく毎日住まうお家ですから、おしゃれなデザインにしたいですよね。

立面を上手に工夫する事で家がとってもおしゃれになります。では事例からご覧ください。

たて格子

例えば、たて格子を用いたデザインのご紹介です。

見えると言えば見えますが、緩やかに視線を散らしなが奥行感が感じられるので、立体的に見えます。

植物はソヨゴとオタフクナンテン、マホニアコンフューサーが入っています。

たて格子デザインで他にはこんな感じも

たて格子と石貼りの塀の組み合わせで間仕切りを作っています。何もなければないで、確かに真っ直ぐ歩きやすいのかもしれませんが、それだと面白さがありません。交互に作られた間仕切りが立体感を演出していて、奥行感を出しておしゃれさを感じられるのではないかなと思います。

では、もう一つ

格子の前に植物を入れて目隠し効果を高めています。

見せたくない所はしっかりと目隠ししながら、見えてもよい所は緩やかに隠すという方法です。

ただの白い塀だけだとおもしろくないので、幾何学模様のデザインパネルを用いて表現しました。

植物(オリーブ)の先に少しだけ見える所がおしゃれさを感じてもらえるかなと思います。

ではもう一つご紹介です。

こちらもたて格子の事例です。

緩やかに目隠し効果があって、見えているけれども、見えにくい。というのがいい所かなと思います。

こちらはたて格子の後ろ側に植物がいて、敷地の内側から、よりおしゃれに見えるようになっています。

では、完全な目隠しをしながらの事例のご紹介です。

目隠し効果をもっと高めた場合はタイル貼りの塀で迫力を持たせる方法があります。

花壇と塀


例えばこちらの施工事例ですが、お庭の目隠しの塀として作らせて頂きました。

長方形のタイルで重みと迫力のある塀でしっかりと目隠しをする事で、カーテンをあまり使わないで暮らして頂けると思います。また少し高台の上に家がある関係上、目隠しの高さを1.6mにすることで、家の中から見た場合1.2mくらいの塀に見えて、『見たい景色は塀の上から見えてそのままに』また『見えて欲しくない所は隠して』がうまくいっていると思います。高台に住まいの方はは高さ1.6mくらいもお勧めです。

また浮遊感のあるケコミ花壇と組み合わせておしゃれさを演出しています。本当はグリーンが生えるともっとおしゃれなのですが、夏を避けて10月に植え込みしたので、グリーンはまた来年の再撮影までお預けのお楽しみです。

タイルと人工芝

細かい所では元々あったセメントモルタル仕上げのステップもタイルを貼りました。こうすると、モルタルのステップが一気にグレードアップします。コンクリート製のステップがある方はタイルを貼って仕上げてみるのもいいかもしれません。

タイル水栓パン
タイルで水栓パンも作らせて頂きました。

立面から少し脱線しましたが、事例のご紹介でした。

さて、他にこんな事例もご紹介です。

エントランス2024

こちらの事例も見えてもよい所は見せつつ、見せない所は隠してという目隠しをしながらのデザインをしています。

こちらは平地の方なので、目隠し塀の高さは約2mあります。

シャッターはあえてシースルータイプのパイプシャッターで、その雰囲気を活かせるように、門扉もシースルータイプの門扉にしてあり。奥にはグリーンが生える予定になっています。

目隠し2024

この迫力のある長方形のタイル貼りの塀と、横格子のフェンスの裏側はお庭になっていて実は洗濯物を干すスペースにもなっています。洗濯物が外からは全く見えない位置で干せるのと、お庭でBBQなどしていても、外からの視線を気にせずに楽しむことができます。こちらも植物が入るともっとおしゃれなのですが、また秋に植え込みをしましたので、来年の春に再撮影にてのお楽しみです。

case079-08

こちらも見たい所は隠さずに、見たくない所は目隠しをして。とメリハリを付けてあります。

case079-06

ごろごろした大きい石花壇の中に本当は背の高い高木(アオダモ)が入りますが、これも来年のお楽しみです。

迫力のあるタイルの塀で囲われた空間の中に、屋根があってアプローチがあるとこんなにもレジデンス感がでます。

いかがでしたでしょうか?

外構や庭は地面のデザインもさることながら、立面をいろいろ工夫することでよりおしゃれなお家になります。

今日は立面(立ち上がり面)についてのお話をさせて頂きました。

かつてはブロック塀か?フェンスか?くらいしか選択肢がありませんでしたが、デザインをする事でここまで選択肢が増えてきています。

外構をおしゃれにリフォームしたいなと思われましたら、立面も工夫してみると、より素敵な家に生まれ変わります。

外構のデザインをおしゃれにしたいなと思われましたら、ぜひご相談ください。

ではでは今日はこの辺で。

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