境界のブロックとフェンスについて知ろう!
外構エクステリアを知ろう!セミナーとしまして、奥の深い外構工事やエクステリアについて、少しずつご紹介して参ります。
第1回目は 「境界のブロックとフェンス」の中でも今回は『ブロック』についてお届けします。
みなさん、外構工事をしたいなと思った時、どこまで工事をしてもよいかご存知でしょうか?
はい、もちろんご購入された土地の敷地内のみになります。
当たり前なことでしたね(^^;すみません。。。
道路側については神戸市には神戸市の官民境界という印がついていて、明石市には明石市の官民境界という印がついていして、お隣さんとは境界線に「金属のプレート」や「杭」、「鋲(びょう)(釘ののようなもの)」や「赤ペンキ印」などがついています。
(地域によってはない所もあります。)まず、この境界線をしっかり確認してはみ出さないようにするのが大切です。
さて、世の中では境界線にブロックとフェンスをつけさせて頂く事が多いのですが、よく見ると境界線ぎりぎりではなく、境界線から少し隙間があるようです。
なぜぎりぎりではなく、少し隙間をあけるのでしょうか?
それはブロックとフェンスの施工誤差によるはみ出しを防ぐためです。
凄腕の職人さんと言えども、あと〇ミリ。までは合わせることは大変困難です。
そのため誤算を吸収させるために少し隙間をあけてあります。
こうして、境界線のブロックができあがっているのですね~(^^♪
ブロックにも、さまざまな種類があります。
1.CBと呼ばれる、普通コンクリートブロック
2.各メーカーさんが作っている化粧ブロック
3.土留め用のRM型枠ブロック
ブロックの種類を分けるとすると、主に3種類になりますので、それぞれの特徴について解説してみましょう。
1.CB 普通コンクリートブロック
メリット : コストが低い 施工が早い わりと正確に積める 下地としても利用が可能 境界をお隣さんと共同で作る場合に色の不一致がない
デメリット: あまりおしゃれとは言いにくい よく汚れる 無機質な感じがする
なんです。普通コンクリートブロックのいい所は何といってもコストパフォーマンスの良さ。構造物として何か作りたいときに最も安価に作ることができます。ただし、汚れやすいのが難点です。
2.化粧ブロック
メリット : 普通コンクリートブロックに比べておしゃれ 色んな色が選べる 凸凹感を楽しめる
デメリット : 普通コンクリートブロックに比べてコストが高い お隣さんと共同で作るときに意見がまとまりにくい 長い年月で色褪せをする
化粧ブロックのいい所は、やっぱり、おしゃれさ!ですね。無機質な普通コンクリートブロックに比べて色が付いていて見ていて気持ちいいですね。
3.土留め用のRMブロック
メリット : 土で埋まる所に使える コンクリート打ちっ放し壁よりは少しコストが低い 化粧ブロックタイプがあり、色が付く分おしゃれに見える
デメリット : 普通の化粧ブロックに比べてコストがかかる
最後にRM型枠ブロックについて、土留め用として使えるブロックです。境界線に作って、土を入れて庭の高さを上げたいときなど、土の圧力がかかる場所でも大丈夫なブロックです。
秘密は中身が鉄筋とコンクリートだらけになるように、ブロック自体はほとんど空洞な事。そこへたくさんの鉄筋とコンクリートを流しいれてとても頑丈な塀を作っていきます。
色々ブロックについてご紹介させていただきました。
境界線を作るときあなたは、どのブロックを選びますか?ご参考にご検討ください(^-^)
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